東海市加木屋町倉池の内科、消化器内科、小児科、皮膚科 こいで内科医院

院内報 第69号 2022年 冬

院長のひとりごと

第69回「話し相手の立場」

NHKの高校講座「現代文」に直木賞作家の山本文緒さんの短編小説「絶対泣かない」に納められている「話をきかせて」の授業の感想です。原文を読んでいないのですが、いつもの通り、風呂に入りながら授業を聞くスタイルです。後からインターネットで確かめられます。
講師の進め方に従って読んでいくのは、為になります。同じ文章を一人で読むと、小説は、自分の興味、関心のところで納得して先に進んでいく拾い読みになりがちになります。
この作品の主人公は、まだ経験の浅い国産ワインメーカーの女性営業部員です。酒屋さんを回り、人としての信頼を得ることから営業実績をあげていこうとしています。
ある酒屋さんの店主には、それまで得た経験をつかうのですが、うまくいかない。訪問は、いつも、店が空いている午後2時でした。主人公には「彼」がいて、色々アドバイスをうけています。「訪問時間を変えたら」と言われ、午後3時に訪問すると、店主が愛想よく対応してくれます。店主の家庭内事情で、外国から奥さんが午後2時に電話をかけてくる時間でした。店主にとっての大事な時間です。
人と人のコミュニケーションは難しく、診療についても失敗を積み重ねて、色々な可能性を知っていく作業をしています。自分で見て、触ってが、第一歩と習いました。オンライン診療は、無理です。とても怖くて出来ないです。
例えば、風景写真と実際の風景は別物ですね。写真は切り取った画面ですから、心象風景と思います。
今年もよろしくお願いします。

詠子先生のいきいきアドバイス

第69回「アフターコロナとは」

明けましておめでとうございます。大変な勢いで2回目の新型コロナワクチンの接種が進んだこともあり、感染状況も落ち着いて少しずつ以前の日常が戻りつつあった穏やかな秋のころから一転し、世界はオミクロン株という変異株の脅威にまたもや振り回される事態となりました。現在の政権が水際対策など非常に慎重であることと、衛生意識の高い国民性も奏功し、我が国への影響は欧米と比べるとゆっくりと表れていると思えます。しかしグローバル化が進んだ現在の経済社会では、感染拡大も時間の問題とも考えられ、第5波のような混乱を招くことがないと祈るばかりです。この中で医療従事者としては不安を持ちながらも、3回目の接種を少しでも早く、そして通常の医療も併せてきちんと両輪で進めることが、我々に課せられた役割だと思っています。今立ち止まるわけにはいかない。自分たちが頑張らねばという思いで今までも必死で進んできました。

でも、本当のことを言えば我々医療従事者も一人の人間です。毎年みんなで出かけていた職員旅行や忘年会やら懇親会がないのは本当に寂しい。仕事をしていく中で、以前のように肩をたたきあい、笑いあい、おしゃべりしながら一緒にご飯を食べたり、少しお酒を飲みながら話したりする何げないことが、これほど大切なものだとは思いもかけませんでした。仕事中はもちろん集中していますが、ほっとした仕事以外の時間でのコミュニケーションとか触れ合いが、それぞれバラバラな自分たちを、どんなに心と心で結び付けてきたか。できなくなってはじめてわかることは、本当に多いものでした。院長も私も、医師会等の組織の会議はかなりオンライン併用となり、それはそれで時間の短縮になり有効でもあるのですが、どうにも味気なさが残ります。システムを進めるための形式的な会議ならば、今後のコロナ後も十分有効活用されていくでしょうが、やはり人間関係をしっかり作りながら組織運営をしていくためには、人と人の対面でしか得られないものがあるのではないでしょうか。そんな風に考えてしまう自分はもう古いのかもしれませんが、患者さんたちひとりひとりと長年かけて作ってきたそれぞれのつながりは、本当に何物にも代えがたい、我々にとっての財産であると思うのです。もちろん大変な思いもたくさんたくさんありますが、命を預かるものとして、それぞれの患者さんに大きな信頼を託されていると肝に銘じ、月並みな言葉ですが、それぞれの人生に寄り添っていくことしかできないと思っています。コロナ禍が終わった時、自分たちは逃げずに役割を果たし続けることができたと思える日を心待ちにしています。

ナースのお仕事 第69回

昨年も新型コロナウイルスに振り回され、ただただ体調管理に努め踏ん張り、頑張った1年でした。みなさまは、どんな1年だったでしょうか?
私は、新しい家族が2人増え、年老いた両親の事など、生きてきた中で1番忙しい年でした。今年こそは「新しい趣味」「断捨離」にて、自分を見つめ直す自分の時間を作りたいと思っています。

〈帯状疱疹〉
最近、帯状疱疹の予防接種の問い合わせをいただくことが増えております。
現在当院では、接種の予約は受け付けておりません。接種環境が整い、接種が可能になりましたらまたお知らせ致します。

帯状疱疹とは?
・原因
水ぼうそうと同じウイルスです。体の抵抗力が落ちると、神経の中に潜んでいたそのウイルスが暴れだすことで起こります。

・症状
チクチクとした痛み(痛痒いと表現される方もいます)、数日後に皮膚が赤くなり、水疱形成にいたります。多くは片側性に発症します。

・悪化させないためには…
1【安静】
睡眠と栄養をよくとる。疲れた体を十分に休ませてあげましょう。
2【入浴やシャワーを控える】
水疱が破れてただれている間は入浴やシャワーは控えるようにしましょう。
3【早めの受診】
気になる症状などがあったり、心配な時は早めに受診をして診察や治療を受けるようにしましょう。

普通に生活していれば、帯状疱疹は怖い病気ではありません。ただ、症状の出る場所やその時の体調により、病気の程度も変わります。
治療をするのが遅くなれば、痛みなどの後遺症が残ったり、ひどい潰瘍になったりすることもあるため、早めの受診・治療をおすすめします。

うけつけ通信 第69回

 

『スリッパ』

今年はスリッパを新しくしております。

茶色と青色の2種類を用意してみました。

青色のスリッパの方が茶色のスリッパに比べて少しサイズが大きいものになっています。

ご自分の履きやすい方のスリッパを履いていただけたらと思います。

また、置くスペースの関係上お子様用のスリッパを減らしておりますがご用意はありますのでご希望の方はお申し出ください。

混雑時などでスリッパが足りない場合はご用意致しますので、申し訳ありませんがお声がけください。

『コロナワクチン』

昨年の12月はインフルエンザの予防接種で混雑が予想されたためコロナのワクチン接種を行っておりませんでしたが、1月から再開致します。 

予約方法などは随時、市の広報などでお知らせがあると思いますのでそちらをご参照ください。

 混み合うこともあるかと思いますがご理解、ご協力をお願い致します。