東海市加木屋町倉池の内科、消化器内科、小児科、皮膚科 こいで内科医院

院内報 第84回 2025年 秋

院長のひとりごと

第84回 『話題』

異常気象のため暑い日が続きました。そのためか、特定健診を受ける方が、涼しくなるまでと先送りにしている方がいつもより多いようです。

今年度からは、特定健診と一般診察は別の日にお願いしています。

「特定健診等の実施日における再診料の取り扱いについて、保険診療として治療中の疾病又は負傷に対する医療行為を、健康診断として実施する場合は、再診料を算定できない」

と、厚生労働省が発表しています。保険診療の再診料等を請求しなければ、同時も可なのでしょうか。コロナ前に比べ今年は、保険請求額が10%程減っている中では、やせ我慢しても、とても無理です。

高齢な患者さん、一緒に連れてきていただくご家族には、大変申し訳ありません。個別健診が集団検診より便利だったメリットが半減してしまいました。診察料の2重取りは良くないと言われればその通りなのですが。

今年の夏休みに、山形県・宮城県・岩手県をレンタカーを使って回ってきました。山形県では、作家藤沢周平の作品にでてくる「海坂藩」の田園風景と海風を味わう事ができました。天童市にある天童木工本社工場を見学3点依頼しました。宮城県仙台市では、高校生時代からの友達(20年程前に肺がんで亡くなりました)の実家の跡地を知ることができました。最後に奥州平泉の中尊寺金色堂を参拝。境内のお茶屋で、ひと時の涼を感じました。

 

詠子先生のいきいきアドバイス

第84回 『職員旅行に行きました』

とにかくとにかく長く厳しい猛暑でした。先週あたりから朝晩の風が少しずつ心地よくなり、ようやく一息というところですね。昨年もひどかったけれど、今年の夏の気温の上昇はすさまじく、家から出たくないけれど、食料品や日用品の調達や雑用はせねばならないため、仕方なく玄関を出るとサウナに入ったような感覚にげんなり。自宅に仕事場があってよかったと今更ながら思い返したりもして。そんな世の中ですから、猛暑の中通院してくれる患者さんたちには本当に頭が下がりました。高齢の方には、必ずどうやって来たのか聞いて、食欲や生活の状況も確認せずにはいられませんでした。さすがに家族に送ってもらったという方がほとんどでしたが、若い人でも熱中症になる時期ですから、本当にそれぞれの患者さんたちが心配でした。初期の熱中症疑いで、点滴をした人も何人かいます。運動不足や不眠、便秘等になりやすいこともあり、これからの長い猛暑の日々の過ごし方を考えていかねばならないとも感じています。

まだ暑い時期でしたが、9月の連休に職員旅行に行きました。わが診療所の職員旅行は自由参加。毎年、私がいくつかプランを考えてみんなに希望を募り多数決で決めます。基本的に、行き帰りの交通手段と夕食時以外は完全な自由行動です。過ごし方はそれぞれ自由に決めればいいし、その土地を積極的に楽しめるだろうと思うから。ホテルの朝食も各自自由にとってチェックアウトできるように、あらかじめホテルには段取りしてもらいます。何よりも、帰りの列車のホームでお土産をどっさり買い込み、充実してちょっぴり疲れ気味のみんなの顔を見ると、今年も企画してよかったなあと思えるのです。日常から少し離れて美味しいものを食べ、仲間と楽しむ時間は大きな気分転換になるだろうし、今後も無理なく続けられたらいいなと思ってもいます。今回は新幹線で岡山までな、そこからマリンライナーというJR列車の2階席に乗り換えて、瀬戸大橋を渡り四国の高松へ。小豆島に船で渡って瀬戸内海を満喫したり、地元のうどんを食べたりとたっぷり楽しめたようでした。職員旅行というものは福利厚生ですから普段の仕事をしてもらう大きな活力となってほしい。今話題の、年収の壁があるパートさんにはボーナスの代わりという意味もあります。開院20年目には台湾旅行に、コロナで2年中断した後は北海道へ。箱根や淡路島、東京での屋形船や高山の街歩き、横浜の中華街など一つ一つの思い出が、みんなの人生を彩る一コマになってくれたら嬉しい。同じ釜の飯を食べた仲間とのかけがえのない時間が、いつか彼女たちの人生にプラスになる日が来たら幸いです。

 

ナースのお仕事 第84回

猛暑だった今年の夏もようやく終わる気配となり朝夕は秋の訪れを感じるようになってきました。近年、本当に1年いや1ヶ月、1週間があっという間に過ぎています。何処かへ行く、何かを作る…のが、だんだんと「重い腰」になっている自分に喝を入れて、次なる時には珍道中の話題が書ける様になっていたいと思います…

いや、います!!

さて今回は介護保険について。生活の手助けや、介護が必要になった時に利用する事が出来ます。

東海市では(初回の場合)

 ① しあわせ村の高齢者支援課、または市役所1階の

   福祉・介護関係窓口で申請することが出来ます。

申請に必要な物

  ・介護保険被保険者証

  ・健康保険被保険者証

  ・申請者の写真付身分証明書(マイナンバー、免許証など)

   ※申請はご家族でも可能です

申請時に、かかりつけの主治医を聞かれて主治医が記載する意見書書類(水色の封筒)を貰いますので、そちらをかかりつけ医へ持参して下さい。

※当院では、本人と日頃の生活の様子が分かるご家族がご一緒に来院して頂き、認知機能テストをさせて頂きお話しをお伺いした上で意見書の 記入をしております。

 ② 認定調査

調査員が自宅等に訪問し、本人・家族から聞き取りをします。(1時間程度かかります)

 ③ 審査・認定

   1ヶ月前後で認定結果が通知されます。

介護なんてまだまだ必要ないわ、、、

デイサービスなんて行きたくない、、、

よく聞かれる言葉ですが、必要な時に応じて受けられるサービスが色々あります。

心配に思われる事がありましたらまずはご相談して下さい。

【サービス利用や相談は…】

・東海市高齢者相談支援センター(東海市包括支援センター)

  東海市しあわせ村内   ℡052-689-1606

・東海包括支援センター分室

  加木屋デイサービスセンター内  ℡0562-31-3312

 

うけつけ通信 第84回

インフルエンザワクチン

10月1日(水)より接種を開始します。

詳細は別紙「インフルエンザ予防接種について」ご一読下さい。

 

新型コロナワクチン

昨年同様東海市定期接種の対象者と愛知県広域予防接種対象者のみ接種を行います。

当院では11月1日(土)から接種を開始します。

今シーズンも全額自己負担での任意接種は行いません。

予約なしで接種できます。(人数制限あり)

 

スマホ搭載マイナ保険証

R7年9月から順次一部医療機関でマイナンバーカードを搭載したスマートフォンによる保険証の確認が開始されています。

当院では現在対応しておりません。従来通りカードのご持参をおねがい致します。

現時点での導入時期は未定です。

東海市特定健康診査

期間は10月31日(金)までです。予約の必要はありません。

10月は混雑が予想されます、待ち時間が長くなる場合があるため、お時間に余裕を持ってお越し下さい。